ガラス繊維への押出ラミネート加工について

弊社ではガラス繊維への加工についても着目しております。

糸状のグラスファイバー（長繊維）と綿状のグラスウール（短繊維）

ガラス繊維とは、文字通りガラスから作られた糸やワタのことを指しますが、糸状のグラスファイバー（長繊維）と綿状のグラスウール（短繊維）とに分類されます。

業界としては後ろ向きだが・・・

グラスファイバーはFRP等に、グラスウールは断熱材や吸音材として様々な分野で使用されていますが、ガラスを用いた繊維ということで加工の際に周囲に飛散した繊維が『皮膚に付着することでチクチクする』『吸引することで何らかの健康被害があるのでは』といった懸念を理由に加工に対して躊躇しているのが現状です。

安全性・加工性を十分に見極めた上で加工

確かに弊社でもその懸念は完全に払拭されていません。しかしながら、懸念だけで加工を見送っていては、『積極果敢に取り組みます』とは言えませんので、お客様の希望される基材の正確な情報と現物の確認をもとに安全性・加工性を十分に見極めた上で加工の検討をさせていただきます。