アポロ化成の押出ラミネート工程と品質について
当社では、ラミネート加工後の検品・スリット加工を出荷前の最終検査との意識教育を徹底しており、生産性・歩留よりも品質を重視し、良品出荷厳守を合言葉に仕上げ加工を行っております。そのため、機械に頼りきりになることなく人の目・手・感覚を重視することで不良品の流出を防ぎ、不測の事態には迅速に対応できるような体制をとっております。
Tダイ押出ラミネートの技術は基材（折り畳んでいる布、ロール巻きの紙、不織布やフィルム）の原反に、必要に応じて熱処理或いはコロナ処理を施し、その表面に押出機のＴダイから溶融ラミネート樹脂フィルム（ＰＥ，ＥＶＡ等）を直接２０μ～１２００μの任意の厚さにラミネート加工する。また、用途によっては、原反基材に対して、サイド軸側にセットした別の基材を供給して、中間に樹脂を接着剤として導入して３層ラミネートの製作も可能である。
